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奨学金制度の利用率28%。大学生は奨学金をどう活用しているのか?

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大学の学費は人生における出費としても中々高額で、支払いが正直厳しいと感じるかたは少なくないはず。
親が支払いをしてくれているケースは多いと思いますが、奨学金を借りて学費を工面している家庭もあると思います。
果たして奨学金制度を利用している学生はどの程度いるのでしょうか?

今回、Students labでは奨学金制度の利用率について調査しました。

奨学金制度を利用している学生は28%

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奨学金制度を利用している学生は28%となりました。
4年間で400万円以上かかるケースが多く決して安くはない大学の学費ですので、利用する学生は少なくないようです。

また、給付型もあり、利用しておいて損はない奨学金制度もあるため、そういった点から利用を検討した学生もいるのではないでしょうか。

奨学金の種類は貸与型が半数以上

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奨学金の種類に関しては、貸与型の利用が67%と多数になりました。
全額給付型を利用しているケースもあり、返済不要の奨学金を利用できている学生も比較的いました。

貸与型の場合は、大学によって年利などは変わりますが、あくまで借金という形になります。
奨学金と聞くと響きは良いですが、実際に学生にとって良い制度かどうか、は吟味する必要がありそうです。

年間100万円以上の高額ケースが多数

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実際に貸与している金額について調査したところ、年間100万円以上が一番多く26%となりました。
年間70万円以下だとすると月5万円程度となり、将来の返済額を考えても負担がかなり大きいとはならないかと思われます。

ただ年間100万円以上となると、年利が小さくとも借りている金額が大きい分、利息は大きくなるため注意が必要ですね。

返済は30歳以上のケースもあり

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奨学金を借りている学生の返済スケジュールに関してですが、7年以上かけて返済する学生が35%と多く、年齢でいうと30歳以上で完済するスケジュールの学生は少なくないようです。
ニュースで取り上げられる奨学金の話として「卒業後も返済が大変」という話がありますが、そのリスクや大変さは既に理解している学生は多いと言えそうです。

実際に頭で理解していたとしても、やはり30歳まで奨学金返済で貯金があまり出来ない、という状態は健全ではないため、より良い仕組みや制度ができると良いですね。

奨学金制度に満足している学生は半数以上

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借金を背負うことになる奨学金制度ですが、実際に利用している学生の満足度は80%と高い数値となりました。
確かに借金にはなりますが、そのお金がないと生活できない、学費が支払えないことを考えると、必要な制度であると言えます。

また、給付型のような奨学金制度も決して少なくないことから、奨学金制度に満足している学生は多数のようです。

奨学金制度のメリットとデメリットを把握することが重要

最後に、奨学金制度に対するイメージを聞いてみました。

・返すのが大変
・給付型ならば光栄だが、貸与型でかつ利息付きのものは先の人生が不安になる
・未来を応援してくれる
・借金
・返済が大変
・学びを求める学生を援助する素晴らしいシステム
・日本学生支援機構の奨学金はただの借金
・返さなければいけないため、借金になるからマイナスのイメージ

「返済が大変」という声は多くありましたが、学びの機会を与えてくれる良いシステムという声もあり、奨学金制度のメリット・デメリットをしっかり理解したうえで利用すれば良い制度、と言えそうです。

何も知らずに奨学金制度を利用してしまう学生もいるようですが、実際にはそういった学生は一部で、奨学金制度に対する正しい知識を持ったうえで利用している学生が多いことが今回の調査で感じられました。

Students lab編集部では、若者や大学生の動向を把握したい社会人向けに、学生動向のマーケティング調査を行っています。
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(実測日:2016年03月9日~03月13日 回答者数:327人 /Students lab編集部調べ)