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授かり婚?おめでた婚?「デキ婚」に肯定的なイメージを持っている大学生は27%

できちゃった結婚、授かり婚などなど、妊娠したことをきっかけとして結婚することを指す言葉ですが、芸能人の結婚でも多くなってきたせいか言葉自体が定着しつつありますよね。
大昔とは異なり、結婚するまで処女を守り抜くと言う考えはほとんどない現代。
十数年前と比べても「デキ婚」に抵抗感がなくなってきているのではないしょうか。
今回Students lab編集部では、「デキ婚」に対する大学生のイメージ調査を行いました。

「できちゃった結婚」「デキ婚」の認知度は約9割

9.2.1
「できちゃった結婚」と類似する言葉がたくさんありますが、大学生が認知している言葉はどれほどあるのでしょうか。
まず、聞いたことがある言葉があるか聞き、アンケートを始めました。
「できちゃった結婚」の認知度は90%、これを省略した「デキ婚」は86%でした。
この二つに関してはほとんどの学生が知っていると考えてよいと思われます。
「できちゃった結婚」という言葉のイメージの悪さから「授かり婚」や「おめでた婚」という言葉も登場しました。
「授かり婚」の認知度は59%、「おめでた婚」は57%でした。
どちらも6割近い認知度があり、学生の間でも比較的定着しつつあるワードといっていいのではないでしょうか。
では、学生はこの「デキ婚」に対してどのように感じているのでしょうか。

「デキ婚」に対する大学生のイメージとは?

9.2.2
「デキ婚に対してどういう印象を持っていますか?」という質問に対し、「とても肯定的」と答えた学生は4%、「少し肯定的」という学生が23%でした。
学生の4人に1人は「デキ婚」を肯定的にとらえているということがわかりました。
まだまだ抵抗感を持つ学生のほうが多いですが30代40代の人と比べると、肯定的にとらえている人の割合は多くなってきているのではないでしょうか。
学生の意見を聞いてみました。

「デキ婚」に肯定的な理由

・ちゃんと結婚するなら少子化解決になるから
・順番は特に気にしないから
・高齢婚などの場合にはそれがきっかけになるから
・結婚に踏み切るいいきっかけ
・どんな理由であっても結婚はステキだと思う
・個人の自由だから、気にしない
・授かりものだから。 結婚してからできないことも大変なので
・ちゃんと子供を養っていけるだけの経済力と覚悟があるならいいと思うから
・否定する理由がないから
・まだ産む気があるならいいと思う
・お互いが納得していれば良いと思う
・今の日本は少子化だから
・身内や友人でいるから、きっかけとしてあり

「結婚のきっかけになるなら」という寛容な意見が多くみられました。
周囲にも「デキ婚」をしている人が当たり前にいる若い世代にとって、順番は気にならないということなのかもしれません。
少子化の現代社会においては子供を産むこと自体が少なくなっているため、これを期に結婚して子供ができるなら前向きにとらえてもいいのではないかという意見もありました。
一方で否定的にとらえている学生の意見はどうでしょうか。

「デキ婚」に否定的な理由

・子供出来たから結婚という段取りに抵抗がある
・その後の生活の保証がなく、子供がかわいそう
・計画性が無いように思える。頭悪そう
・だらしない
・子どもができたから仕方なく結婚する感じがするから
・流れで結婚、みたいで嫌な印象
・リスク管理ができていない浅はかな人間だと思う
・無責任
・すぐ別れそう
・妊娠したから産む、育てるという流れは安易な気がするため
・いい感じしない
・非常識だと思う
・子供が可哀想だから
・離婚率が高そうだから
・望まれてない感じ
・計画性がなく、経済的な面などで子供に影響があるかもしれないから
・世間体が悪い

「流れで仕方なく結婚した」イメージがあり抵抗感をもつ学生が多かったです。
意見としては「世間体の悪さ」を指摘する声や、「計画性のなさ・無責任さ」を非難する声が多く聞かれました。
実際「デキ婚」の離婚率は高いといわれています。
学生から前向きな意見も多く聞かれたものの、現実として一生のパートナーをきちんと選んだうえでの結婚でなければ子供がいたとしても離婚してしまうカップルも多くいます。
学生としてもまだまだ抵抗感のある学生のほうが多数派だと言えそうです。

自分自身はデキ婚でも良いと思う学生は14%

9.2.3
「デキ婚」に対して肯定的にとらえている学生は27%でしたが、「自分自身はデキ婚でも良い」と「とても思う」学生はわずか2%、「少し思う」という学生でも12%に留まりました。
「デキ婚」に寛容な立場をとっていても、自分の場合には「デキ婚」はしたくないという立場に変わる学生が多いようです。
きっかけとして周囲が「デキ婚」するのは祝福できても、やはり自分自身はきちんと順序を踏みたいというのが本音と言えるのではないでしょうか。

自分がデキ婚をしたら、親はどうする?

9.2.4
最後に「自分がデキ婚をしたら、親はどういう反応だと思いますか?」と質問をしました。
「とても肯定的」だろうと答えた学生は2%、「少し肯定的」だろうと思う学生が12%という結果になりました。
前の質問同様、親も肯定的に受け取ってくれるだろうと考えている学生は少数派と言えます。
「デキ婚」が肯定的にとらえられるようになるには、まだまだ時間がかかりそうですね。

まとめ

今回は、学生の「デキ婚」に対するイメージ調査を行いました。
アンケート結果は以下の通りです。
・「できちゃった結婚」「デキ婚」の認知度は約9割
・「デキ婚」に肯定的なイメージを持っている大学生は27%
・「結婚のきっかけになるなら」という寛容な意見が目立った
・反対派には「流れで仕方なく結婚した」イメージがあり抵抗感をもつ学生が多い
・自分自身はデキ婚でも良いと思う学生は14%
・自分がデキ婚をしたら、親は肯定的にとらえるだろうと思う学生は14%

「デキ婚」に対して肯定的に考えている学生は今の社会人の世代に比べるとやや増えてきているのではないでしょうか。
晩婚化少子化がすすむ昨今の日本のでは、きっかけの一つとして「デキ婚」も前向きにとらえる必要が出てくるかもしれませんね。
Students lab編集部では、若者や大学生の動向を把握したい社会人向けに、学生動向のマーケティング調査を行っています。
学生動向調査を活用されたい企業の方は、今後の記事もぜひ参考にしてみて下さい。
(実測日:2015年08月29日~08月03日 回答者数:294人 /Students lab編集部調べ)
(Photo by:Family by Jodie Dee McGuire
, on Flickr)