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大学生のイヤホン事情。音質は気にするもののハイレゾは知らず、価格優先の選び方が多め

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みなさんは音楽を聞くときには音質を気にしますか?
最近では「Hi RES AUDIO音源」略して、ハイレゾが高音質で注目を浴びています。
と言っても、音質を気にしない人にとっては、ハイレゾは聞き覚えのないワードかもしれません。

果たして、大学生はハイレゾをどの程度知っているのでしょうか?
また、大学生は音楽をイヤホンで聞くときにどういった点を重視するのか、大学生のイヤホン事情について調査しました。

大学生のハイレゾ認知度は25%

1

知っている:25%
見覚えはあるが意味は知らない:15%
知らない:60%

ハイレゾを知っている大学生は25%となりました。
マークや言葉を見かけたり聞いたことがある大学生は16%ともう少しいたものの、意味自体理解しているわけではないようです。

音質にこだわりたいと思っても、ハイレゾを知らないと高音質のハイレゾで聞いてみようと思うことはできませんよね。
ハイレゾ普及のボトルネックは認知度の低さがひとつ挙げられそうです。

また、ハイレゾ音源で音楽を聞いている学生について調査してみた結果は以下の通りです。

2

聞いている:12%
聞いていない:88%

ハイレゾを知っている大学生のうちの12%、大学生全体でみると約3%となります。

音質を気にする潜在層は半数以上と比較的多め

3

気にする:26%
どちらかというと気にする:40%
どちらかというと気にしない;15%
気にしない:19%

そもそも音質を気にするのか、という点について言及してみたいと思います。
音質を気にする大学生のほうが多く、より良い音質で楽しみたいと考える大学生は多いと言えるでしょう。

現状、ハイレゾを聞いている大学生は3%ですので、音質を気にする大学生に上手く広まることができればハイレゾ普及率はもっと上がるのではないでしょうか。

イヤホンの音質だと気にする大学生は増加し78%

まず、大学生が音楽を聞くときにヘッドホンとイヤホンどちらを使うか、という点を調査したところ、以下のような結果になりました。

4

イヤホン:78%
ヘッドホン:4%
どちらも使う:13%
ほぼ聞かないため持っていない:6%

断トツで多かったイヤホンについて、音質についてもう少し詳しく調査してみました。

イヤホンの音質の良し悪しに言及して調査したところ、以下のような結果になりました。

5

気になる:36%
どちらかというと気になる:40%
どちらかというと気にしない:11%
気にしない:13%

耳に直接音が届くイヤホンだからこそ、音質にはもっとこだわりたいという層がいると考えられます。

購入の決め手はやはり価格。3,000円以上のイヤホンは割高

音質にこだわりたいと言っても、イヤホンにいくらまで出せるのでしょうか。
大学生が普段購入しているイヤホンの値段は以下の通りになりました。

6

1,000円以下:15%
1,001~2,000円:41%
2,001~3,000円:14%
3,001~4,000円:6%
4,001~5,000円:3%
5,001円以上:7%
買わずに手に入れる:14%

2,000円以下で購入する大学生が大半となりました。
スマホ購入時にイヤホンが付いてくるなどイヤホンを買わずとも手に入れる術はありますし、自宅に余っていることもあるのか、買わない層も比較的多かったです。

合わせてイヤホンを選ぶ基準について調査しました。

7

価格:65%
音質:58%
デザイン:45%
機能性(使いやすさ):31%
ブランド:9%

価格が一番多く64%となりました。
ただ音質も差はなく58%と音質にこだわりたいと考える大学生の多さが感じられます。

ですが、実際にハイレゾを選択している大学生は少なく、その原因は何でしょうか。

ハイレゾの認知度/ブランドの弱さと価格の壁がボトルネック

ハイレゾ普及における壁は大きく2つあると今回の結果から考察しました。

1つは「ハイレゾの認知度/ブランドの弱さ」です。
ハイレゾが高音質と言われても、そもそもハイレゾを知らない大学生が多いのではハイレゾの普及率は高くなりません。
また、イヤホンを購入しようとしても、どのイヤホンにも”高音質”と書いてあり、どれが本当に高音質なのか分からず、音質にこだわりたくてもどれを選んでいいか分からないのが現状なのではないでしょうか。

「ハイレゾは本当に音質が良い」というブランドイメージを確立することで「音質の良さで選ぶならハイレゾ」という購入選択肢がより堅固になると思われます。

2つめは「価格」です。
音質にこだわりたいと言ってもイヤホンに数千円も出せないのが現実。
今より低価格帯のハイレゾ対応イヤホンが増えれば確実に購入は増えるかと思われます。

ただ音質が本当に良ければ多少高くても欲しがる大学生は出てくるはずです。
まずはハイレゾの音質の良さを体験してもらうために、体験イベントや体験プロモーションに力を入れてみるのが良いのではないでしょうか。

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(実測日:2016年5月10日~12日 回答者数:326人 /Students lab編集部調べ)