CATEGORY

ニュース
調査
先読み
インタビュー
データ
ヒント
ランキング
Header Image
Header Image
toggle
Search

自分の防災意識が高いと思う大学生は33%。家に防災セットがある人は45%

阪神淡路大震災や3.11など大地震が起きることの多い日本。
小学生の頃は、年に数回避難訓練があったりとな何かと防災意識を高める催しがありましたが、大人になると少なくなりますよね。
みなさんは、自宅に防災グッズを準備していますか?
今回Students lab編集部では、学生の防災意識について調査しました。

防災意識が高いと自負する学生は33%

9.8.1
まず、「自分自身、防災意識は高いと思いますか?」と学生に質問をしアンケートを始めました。
「かなり高いと思う」と答えた学生はわずかに3%、「少し高いと思う」という学生は30%でした。
学生全体としては、防災意識はやや低めという結果になりました。
これは過去の震災で被災した度合いによるものかもしれません。
防災に対する意識の低さは今後起こりうる震災でのリスクになりかねません。
首都東京にも大きな被害をもたらした3.11を経験し防災意識は高まった学生はどれほどいるのでしょう。

3.11東日本大震災の後、防災意識は高まった学生63%

9.8.2
3.11東日本大震災の後、防災意識が「かなり高まった」学生は15%、「少し高まった」という学生は48%でした。
堤防を越え建物を次々と飲み込んでいく光景は、日本中に大きな衝撃を与えました。
津波の直接的な被害を受けていない地域でも、ライフラインがストップしてしまったり交通機関が混乱したことで多くの人が被害を受けました。
その3.11以後防災意識がさらに高まったという学生は6割以上と、学生にとってもインパクトは大きかったということでしょう。
では、実際に防災グッズを自宅に常備している学生はどのくらいいるのでしょうか。

防災セット所持率は45%

スクリーンショット 2015-09-08 14.41.35
自宅に防災セットが「ある」という学生は45%、「ない」という学生が55%でした。
3.11によって防災に対する意識は高まったものの、非常時に役立つグッズを持っていないという学生のほうが多いことがわかりました。
一人暮らしの学生にとっては、わざわざ準備するのは面倒なのかもしれませんね。

天災が起きた時の避難場所はわからない人は20%も

9.8.4
「天災が起きた時の、避難場所はどこかわかりますか?」という質問に「わかる」と答えられた学生は34%でした。
最も多かったのは「なんとなくわかる」という学生で47%、「わからない」という学生は20%もいました。
もしもの時にきちんと備えられている学生の少なさがうかがえます。
では、学生は天才が起きた時に備えて何をしておくべきだと考えているのでしょう。

天災に備えてしておくべきだと思うことを教えて下さい

・備蓄。緊急時の家族との約束。
・家族との連絡の取り方を確立すること。水と食糧の備え
・非常食と携帯トイレ
・避難所や避難の仕方を把握するために訓練をする
・避難場所、食料、水、その他防災グッズの備蓄・準備
・避難経路を確認する
・わからない
・待ち合わせ場所
・家具の固定
・公共トイレの場所

食料や防災セットのほかに「家族との連絡方法」や「避難経路」を把握しておくべきという意見が多くみられました。
しかしながら、「わからない」と答える学生もちらほら。
学生の間にも防災意識の大きなギャップが生じているようです。

天災が起きた時、家族との決め事がある学生は33%

9.8.5
前の質問で多くの学生があげた「家族との連絡手段」の把握、その他家族との決め事があるという学生がどれほどいるのか聞きました。
「天災が起きた時の家族との決め事がある」と答えた学生は、防災意識があると答えた学生と同数の33%でした。
防災意識が高い学生はきちんと家族とも緊急時の行動についても話し合っているようです。
では、具体的にどのようなことを決めているのでしょうか。

家族との決め事とは?

・避難場所について
・家族の待ち合わせ場所
・とりあえず家のある場所に集合する
・それぞれがどこに向かうかを決めてある
・無理に帰宅しようとしない
・誰の意見も聞かず逃げる
・学校にいたらそのまま学校にいること
・ハワイの親戚経由で連絡
・自分の身は自分で守ること。 最終的には地元の避難所に集まること。
・171に連絡を入れること
・とりあえず自分を守ること

家族との決め事は待ち合わせ場所だけでなく、それぞれの避難場所を決めている学生が多かったです。
天災が起きた時の行動の仕方についても決めていること家庭もあることがわかりました。
1人暮らしの場合も、実家暮らしの場合でもいずれにせよ決め事があった方がいざ天災が起きたときにパニックにならずにすみますね。

1人暮らしでも防災意識を高められる環境作りを

今回は、学生の防災意識についてアンケートを採り調査を行いました。
アンケート結果は以下の通りです。
・防災意識が高いと自負する学生は33%
・3.11東日本大震災の後、防災意識は高まった学生は63%
・防災セット所持率は45%
・天災が起きた時の、避難場所はわかると答えられた学生は34%
・天災が起きた時の家族との決め事があるという学生は33%
・家族との決め事は待ち合わせ場所だけでなく、それぞれの避難場所

地震が多い国には違いありませんから、避難場所の確認や避難時のアイテムを1人暮らしの場合でも用意しておくべきです。
家族との決め事がある学生は33%という結果でしたが、防災意識と共により家族間のルール作りが進むと良いですね。
教訓を活かして被害を最小限にしたいものです。
Students lab編集部では、若者や大学生の動向を把握したい社会人向けに、学生動向のマーケティング調査を行っています。
学生動向調査を活用されたい企業の方は、今後の記事もぜひ参考にしてみて下さい。
(実測日:2015年9月5日 回答者数:294人 /Students lab編集部調べ)
(Photo by:Tokyo, runt stan by Joakim Jardenberg, on Flickr)