CATEGORY

ニュース
調査
先読み
インタビュー
データ
ヒント
ランキング
Header Image
Header Image
toggle
Search

グローバルスタンダードへ?講義が英語化されることに賛成の学生は5割

グローバル化が進み、英語が必須と言われる昨今の日本。
外国人旅行者も増え、2020年には東京オリンピックも控えています。
英語の教育も小学校から大学までしっかりと教える学校が増えてきました。
イマドキの学生は、大学での講義の英語化をどう思っているのでしょうか。
今回Students lab編集部では、学生の講義の英語化に対する意識調査を行いました。

授業の英語化を感じている学生は38%

8.26.1
まず、「英語で授業をするなど、英語化されつつある大学の講義はありますか?」と学生に質問をしアンケートをとりました。
「ある」と答えた学生は38%、「ない」と答えた学生が36%でした。
英語化されつつある大学とそうでない大学は半々といったところですね。
しかし、学部によって差が出るためか自分の大学では英語での授業があるのか「わからない」という学生も26%と目立ちました。

英語を使った講義を受けたことがある学生は51%

8.26.2
「英語を使った講義を受けたことはありますか」という質問に対し「ある」学生は51%「ない」学生が49%。
ひとつ前の質問同様、「ある」「なし」がほぼ半々という結果になりました。
講義の英語化は学生の間ではわりと当たり前のものになってきているのかもしれません。
「ある」と答えた学生にどの程度英語を使っていたのか聞きました。

英語で講義が進む授業を受けたことがある学生は79%

スクリーンショット 2015-08-27 13.25.26
「教授が英語で進める」講義を受けたことがある学生は79%でした。
「レジュメなどの授業資料が英語」という学生も53%、「発言者も英語で答える」講義を受けた学生は50%。
「提出物が英語」の講義がある学生は48%でした。
英語を使った講義を受けたことがあるという学生の約8割が英語で講義を進められるということで、英語が苦手な学生には少しつらいかもしれませんね。
学生の中にはテストも英語で回答しなければならない講義があるという学生もいました。
英語の求められるレベルが高くなってきていることがうかがえます。

講義の英語化を支持する学生が5割

8.26.4
講義の英語化に対して「強く支持する」学生は12%、「少し支持する」と答えた学生は44%でした。
過半数の学生が、講義の英語化を支持すると回答しました。
世間的にも英語が重要視されていますが、学生側も同じように考える傾向にあるようです。
もしほとんどの大学で講義の英語化が進んだとしたら残りの半数近い学生にとっては、負担が大きくなりそうですね。

講義の英語化を支持する理由

講義の英語化に対する学生の意見を聞きました。

・英語に接する機会が増えるから
・英語を忘れたくない
・英語は話せて当たり前の時代になるから
・講義だったら、必死で聞き取ろうとするから
・英語を使う機会をふやしてならしたほうがいいから
・効果的
・応用力アップ
・実践的な英語が必要だと思う
・資料が英語で文法などをいくら習っても必要な会話力はつかないと思うため
・それくらいしないと英語は身につかないと思う

支持派の意見としては「英語は話せて当たり前である」という立場から、「日常的に英語を使う機会を増やしたい」と考えての回答が多かったです。
英語力の向上心への関心と日本人の英語力の低さに危機感を持った学生は講義の英語化に前向きなようです。

講義の英語化を支持しない理由

一方、反対意見はどうでしょうか。

・内容がわからなくなりそう
・目的がぶれる
・自信のないまま講義が進むことへの不安がありそう
・意味が正確に理解できず、提出物を間違えてしまうことがあるから
・内容が入ってこないから
・英語は苦手だから
・余計ついてけなくなる
・翻訳機械がいずれできると思うから
・それなら留学する
・英語が嫌い
・知らない内容を英語で説明されるのは無理があると思う
・必要性を感じないから
・日本にいる限りはあえて外国語を使う理由などない

反対派の意見の多くはネガティブなものが多かったです。
まず「英語が苦手(嫌い)」という学生が多く、「日本語でも講義についていくのがやっと」という学生にとって英語にされるとさらについていけなくなってしまうことに不安感を持っているようでした。
また「必要性を感じていない」という学生も少なくなかったです。

講義が英語化されたら、留学生は増えると思う

8.26.5
「講義が英語化されたら、留学生は増えると思いますか?」という質問に対し、「とてもそう思う」学生は12%、「少しそう思う」という学生は52%でした。
講義の英語化に半数ちかい学生が反対していましたが、講義が英語化されたら、留学生は増えると思う学生の割合は64%。
講義の英語化でのメリットはあると感じている学生は多いようですね。
留学生が増えることによって日常的に英語を使う機会も増えるのではないでしょうか。

講義が英語化されたら、英語力は伸びると思う

8.26.6
講義が英語化されたら、英語力は伸びると「とても思う」という学生は21%「少しそう思う」学生は54%でした。
とやかく言っても、そういう状況になれば努力するタイプが多いのが今の学生。
講義の英語化は大変ではありそうですが、英語力の伸びを期待している学生は7割を超えました。
日本のキャンパスでも日常的に英語で会話する風景が当たり前の時代が訪れるかもしれません。

まとめ

今回Students lab編集部では、学生の講義の英語化に対する意識調査を行いました。
アンケート結果は以下の通りです。
・英語で授業を受ける学生と受けたことのない学生が半々
・英語を使った講義を受けたことがある学生は51%
・「教授が英語で進める」講義を受けたことがある学生は79%
・講義の英語化を支持する学生が5割
・英語は話せて当たり前で、日常的に英語を使う機会を増やしたい学生が半数
・一方、英語が苦手(嫌い)な学生や日本語でも講義についていくのがやっとだから反対という学生も半数
・講義が英語化されたら、留学生は増えると思う学生が64%
・講義が英語化されたら、英語力は伸びると思う学生が75%

講義の英語化は、近いうちにどこの大学であっても必ず議題になる日が来そうです。
学生の英語化への意識は大きく二分されてしまう結果になりましたが、どちらにせよ英語が苦手な学生には厳しい時代がやってきそうですね。
Students lab編集部では、若者や大学生の動向を把握したい社会人向けに、学生動向のマーケティング調査を行っています。
学生動向調査を活用されたい企業の方は、今後の記事もぜひ参考にしてみて下さい。
(実測日:2015年08月24日~08月25日 回答者数:303人 /Students lab編集部調べ)
(Photo by:Sanskrit Lesson – Jamnagar by Maciej Dakowicz
,on Flickr)