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就活生の本音。「採用担当者の人柄」が企業の魅力になるのはどうなのか?

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就職活動と一言でいえど、様々な方法があります。
説明会へ行って、エントリーシート出して、面接して…ということだけが就活ではありません。
内定者の方からお話を伺うのも立派な就活です。

筆者は以前、16卒の内定者の方とお話する機会がありました。

筆者  「なんでその会社に入ろうと思ったんですか?」

内定者 「会社の人がいい人ばっかりなんだよね」

筆者  「ふむふむ。なるほど」

内定者 「ぼくはこの会社の人に魅力を感じて入社したんだ」

筆者  「(つまり、担当者の人柄ですよね。担当者の人柄で企業を選ぶのってどうなんでしょうか…。)」

会社を担当者の人柄で選びたくない理由

結論から述べると、会社を担当者の人柄で選ぶべきではないと思います。それはなぜか、理由は3つあります。

1.あなたは変わる。相手も変わる。

まず大前提として、人は変わります。
すごく当たり前の話ですが、忘れがちなことです。小学生のころを思い出してみてください。
そのころと今の自分を比べて、全く変わっていないという方はいないと思います。
大学の1年間でさえも人は変わります。

新卒で入社したその会社でこれから何年働くかはわかりません。
しかし、これから先を考えたときに「自分の考え方が変わらない」ということはあり得るのでしょうか。

「会社を人で選ぶ」ということは感情論だと私は思います。
この先の何年かを決めると言っても過言ではない就職活動。
果たして、いっときの感情で会社を選んでしまってよいものでしょうか。

2.人はいなくなる。

就活のときに担当してくださった企業の方がとても良い人で、あなたが会社の人に惹かれて入社したとします。
その担当者の方はいつまでその会社にいてくれるのでしょうか。少なくとも、突然その人がいなくなる可能性くらいは考えたほうがよいと思います。

「死ぬまでこの人についていくんだ!」というくらいの気合があるとしても、新卒の年齢にして他人に人生を預けるようなことをしてよいものでしょうか。

3.その会社の人って一体何人いるの?

その担当者の方と働くことのできる確率がどのくらいか考えたことあるのでしょうか。
働くところが大企業であればあるほど、その人と一緒にはたらくことのできる確率はもちろん低くなります。

一緒に働くために頑張って異動したらいいじゃないか、という意見もあるかもしれませんが、人はいなくなります。
自分がその人と一緒に働くために頑張っている時間で、その人はキャリアアップや転勤でどこか他の会社へ行ってしまうかもしれません。

そして、その会社の社員さんの全体的な質は、就職活動くらいではわからないと思います。
普通の就活であれば、一社あたり多くても10人程度の社員のかたと会えるのが限界だと思います。さて、その10人は会社全体の何%なのでしょうか?

“人”の魅力を推すだけでは危ない

会社を人で選ぶことの危うさがお分かりいただけたでしょうか。
よい社員さんはもちろんいらっしゃいますが、同時によくはない社員さんもいらっしゃいます。学生と同じです。
そのような状況で「担当者の人柄」を会社の選定基準にしていることは、はっきり言って危険でしょう。

就活生は就職活動で、卒業後の数年を確実に預けることになる企業を選んでいます。
企業の選定基準は様々ですが、「担当者の人柄」で企業を選ぶことについては少し考えたほうがよい、と思っています。

もちろん、会社にいる人間の魅力だけを推している企業はないと思いますし、人の魅力を就活生が全く考慮していないわけではありません。
ですが、人の魅力を重視していない就活生が少なからずいることを認識し、その魅力の打ち出し方で逃している就活生がいることを忘れないように注意してください。

企業の採用活動がよりプラスになるよう参考になれば幸いです。