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2年次の夏に短期留学をしてみたい学生は42%。就活を見据えた留学を検討

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最近では街中で外国人を見かける機会も増えてきました。
思いがけず英語で声をかけられ、あたふたしてしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。

英語は今や小学生から学ぶ時代になりました。
語学習得のため留学をする学生も昔より増えたかもしれません。

今回Students lab編集部では、大学生の留学事情について調査しました。

留学してみたい学生は7割弱

6.18.1
まず、大学生に「留学してみたいと思いますか?」と質問をしアンケートをとりました。
「とても思う」と回答した学生が40%、「少し思う」は28%でした。
学生の留学に対する関心度は高いということがわかりました。

では、学生は何に期待して留学したいと思っているのでしょうか?

学生が留学したい理由

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学生が留学したい理由として1番多かったのは「語学力を高めたい」というもので67%でした。

日本に居るだけでは、英語を使う機会は意識して作らなければまず、ないでしょう。
特に意識して英語を使おうとしない限り、会話面では国内で習得するのはなかなか難しいものがあります。
だからこそ最近では、あえて日本人留学生があまりいない地域を選んで留学する学生も増えてきているようです。

続いて「海外で生活してみたい」という学生が51%でした。
異文化圏で生活してみると日本人にとっては意外に思えることも、現地では当たり前だったりすることが多々ありますよね。
海外に行って生活してみて初めてわかることも多く、経験として留学をしてみたいと思う学生も多いようです。

約5割の学生が短期留学に興味あり

6.18.5
留学といっても、期間や内容も多種類です。
学生が1番興味を持っているのは「短期の語学留学」で48%でした。
2か月近い長期休暇が年に2回ある学生にとって、その期間を活用した留学がやはり人気のようです。

「長期の語学留学」に興味を持った学生は35%と短期の語学留学に比べると、若干支持率が下がりました。
長期となると期間やタイミング、費用など様々な面で学生への負担が大きく、留学のハードルが高くなってしまうからではないでしょうか。

大学の制度を利用した「交換留学」「大学留学」や実際に現地で働く「インターン留学」や「ワーキングホリデー」も2割前後の関心を集めていました。
学生の一番の目的が語学習得であるため、働くということよりも現地の生活に慣れることを重視している学生の方が多いのではないでしょうか?

短期留学のタイミングは2年の夏がベスト?

6.18.3
短期留学への関心が高かった今どきの学生ですが、そのタイミングとして一番支持されたのは「2年生の夏休み」で42%でした。
続いて「2年生の春休み」が24%、「1年生の夏休み」が21%と、全体的に1年生か2年生の長期休みで行きたいと回答する学生が多かったです。
日本の就職活動の時期が影響しているのでしょうか。

一昨年くらいから3年生を対象としたインターンシップが、長期休暇中に開催されることが多くなりました。
それに参加すると一部の企業では特別選考パスが手に入るとのウワサもあり、参加に興味を持つ学生が増えてきています。
すると3年生の夏休み~4年生の夏休みは就職活動を見据えて、留学を踏みとどまる学生も少なくないと考えられます。

そう考えると行くタイミングとしては、1年間大学で英語を学びアルバイトでお金も貯まってくるであろう2年生の夏が学生にとって1番ベストだと言えそうです。

長期留学も、行くなら2年次という学生が54%

6.18.4
長期留学のタイミングも短期留学の結果同様、「2年生」でしてみたいという学生が54%でした。
大学生活にも慣れたタイミングで留学したいと思っている学生が多いと考えられます。

そのため1年生の時よりも3年生の時に留学したいと思っている学生の方が多かったです。
26%の学生が「3年生」での留学を希望しており、2年勉強して実際に現地で生活したいということではないでしょうか?

留学は就活に有利だと考える学生が76%

6.18.6
最後に「留学は就職にどの程度有利になると思いますか?」と質問をしたところ、「とても有利になると思う」が23%、「少し有利になると思う」が53%でした。
留学経験は、就職に有利になると考える学生が多いようです。

実際、就職活動の場面で留学経験を学生時代頑張ったこととしてあげる学生は多いです。
確かに、グローバル化が進む中で英語を話せるというのは有利なことですが、何がしたくて留学したのかが見えてこない学生も少なくないですよね。
留学をどう活かしたいか、何を学んできたのかを、学生側に問いかける必要がありそうです。

まとめ

今回は今どきの学生の留学事情について調査しました。
アンケート結果は以下の通りです。

・留学してみたい学生は7割弱
・語学力の向上と異文化圏での生活への興味が留学したい理由
・約5割の学生が短期留学に興味あり
・短期留学のタイミングとしては2年の夏休みがベスト
・長期の語学留学に興味を持った学生は35%
・長期留学も2年次が人気
・留学は就活に有利だと考える学生が76%

語学習得のために留学したいと思う学生が多いことは非常に良いことです。
しかし、ただの経験として留学したいというのは費用も安いものではないですし少々安易ではないでしょうか?
英語を習得したうえで将来どう活かしていきたいのか、学生側にまず問いかける必要がありそうです。

留学を斡旋する側の企業も、単に留学したい学生を募るのではなく、将来に「こういう活かし方ができると」いうことまで提示できるプランを持てば学生がより興味を持つかもしれません。
学生にとっても楽しいだけではなく、将来や就職活動で強みにすることができる留学が望ましいでしょう。

Students labでは、若者や大学生の動向を把握したい社会人向けに、学生動向のマーケティング調査を行っています。
学生動向調査を活用されたい企業の方は、今後の記事もぜひ参考にしてみて下さい。

(実測日:2015年06月16日 回答者数:293人 /Students lab編集部調べ)
(Photo by:students by Peeter Jontes, on Flickr)